歴史ノート

『日本三代実録』より天安二年から仁和三年までの史実メモ

貞観元年三月十三日

十三日己巳、

  • 領渤海客使大内記正六位上安倍朝臣清行
  • 直講従七位下苅田首安雄

装いを御めて進発しき。

告宣げて云ひけらく、

使等、存問兼領渤海客使と称すべし。

と。

当般、存問使を任ぜざるが故なり。

  • 渤海国副使周元伯

頗る文章に閑ふ。

詔して、

  • 越前権少掾従七位下島田朝臣忠臣

を仮に加賀権掾と為し、彼に向きても元伯と唱和せしめき。

忠臣の能く文を属るを以てなり。